マイライフ・アズ・ア・ドック

みぃ

2007年09月18日 20:29

学生の頃、地方にはめずらしいミニシアター系?の映画館(昨年閉館してしまった;_;)でバイトしていました。

そこで、昔(約20年前)は東京に行かなければなかなか観ることのできなかった映画をいろいろ観ることができたのですが、

その中でもすご~く印象に残っていた映画です。

で、先日、TUTAYAで見かけてつい手にとってしまいました。^^














↑イングマルとシッカン。写真家のママに写真を撮ってもらった時のもの。
 むりやり?シッカンを笑った顔に。^^




主人公のイングマルは病気の母と兄と暮らしています。

ついてない事ばかりの彼なのですが、

「宇宙船に乗せられたライカ犬にくらべたら僕はまだましだ。」

・・・といつも思いながら暮らしています。

そんなある日、母親の病気のために兄とも愛犬シッカンとも離れ、

叔父のもとで暮らすことになるイングマル。

そこで待っていたのは、ゆかいな叔父さん夫婦?や

イングマルに下着のカタログの説明書きを読ませる寝たきりの老人、

屋根の修理に命をかけている男、

そして男の子みたいなサガとあたたかい村の人々で。。。




本当、約20年ぶりに観たんですけど、よかった~!^^

少年の母への想い、

自分の境遇を他の不幸な事例と比較して「ぼくはまだましさ」という健気さ、

少年の性への興味も楽しく描かれていて。。。

なんといってもイングマルとサガがかわいい!!!シッカンも!^^

最初からちょっと切なくて、途中、やはり涙が出てしまいましたが、

観終えて気持の良いお話でした。


イングマルってかっこよくないのに何故か女の子にもてるんだよね。

母性本能をくすぐるタイプだからかな。


スウェーデンの映画なんだけど、

やっぱ北欧っていいな~と思ってしまった。
(かもめ食堂を観た時も思ったけど)

いつか行きたいなぁ。。。









あ~~~。。。あれから20年も経とうとしているのね。。。

かわいかったイングマルとサガも立派な大人になっているんだろうなぁ。。。

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